このような物が参道や境内にズラーーッと並んでいます。→
それぞれに水墨画や水彩画・イラストなどの絵がついていて、一つずつじっくりと眺めながら歩いて行くと・・・
←盆踊りやってます!
地元の方々でしょうか・・・かなり賑わってます。
そんな訳で、静かなお祭を想像していましたが賑やかなお祭でした。
・・・ポスターからは音声まで予測出来ませんからね~。(笑)
拝殿の前に蝋燭。→
蝋燭の炎の揺らぎと相まって灯篭が一層幻想的に見えました。
このお祭に関して起源などの予備知識はまったく無く、今もまだそれを持ち合わせていませんが、その分まっさらな気分で楽しめました。
やがて上手から神主さんがお面をつけずに登場。
上がクリーム色のような薄い黄色・袴は紫で黒い烏帽子。
中央の祭壇前で鈴を鳴らしながらくるくると動いている。
ちょっと不思議な動き。
ひとしきり舞うと再び上手に退場。
今度はサルタヒコノミコトの面をつけ、装束も白っぽい物に変わっている。
次はアメノウズメノミコト。
面は能面でよく見るような女性のお面で黒い烏帽子を被り長い髪を背中に垂らし、赤い着物に紫の袴。
その次がアメノコヤネノミコト。
黒い烏帽子で白い髪。若草色の着物を羽織っている。
ここで小休止。
氏子さんが見物客にお菓子の詰め合わせを下さった。
再び神主さんがヒコホホデノミコトの扮装で登場。
今度は赤い髪の毛に赤いお面で橙色の着物を羽織っている。
途中、見物客に向かって破魔矢を射る。
その破魔矢に見物人が右往左往している様子がちょっと面白かった。
最後にオオヤマズミノミコトの扮装。
黒いお面に茶色っぽい髪の毛で黒い着物を羽織っていた。
途中、桶を手に持ったので何かと思ったら小さな餅をばら撒き始めた。
これがそのお餅。→
後から氏子さん数人も登場して一斉にこの餅をばら撒く。
空中を無数の餅が飛び、それを掴もうと見物客がワラワラと動きまわる。
私はその場にじっと座っていたのにお餅の方が勝手に飛び込んできてくれて掴む気もなかった私まで10個ほどGET出来た。
でもこのお餅、ご覧のように包装されていないので体や鞄にぶつかると打ち粉で真っ白になってしまうのだ。(笑)
これは袋を用意すべきだった!
最後まで見て分かったのはサルタヒコノミコト・アメノウズメノミコト・アメノコヤネノミコト・ヒコホホデノミコト・オオヤマズミノミコトの扮装の時、袴は全て同じ物だった。
あと右手に持っていた物は全て鈴だったという事。
左手は違う物も持っていた。
神楽殿では御囃子。
獅子舞も見られ、賑やかで楽しいひと時を過ごさせていただいた。