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史跡・神社仏閣・花の名所・おまつりなど 興味の赴くままウロウロした後のおぼえがき。
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神奈川県川崎市宮前区の影向寺(ようごうじ)で薬師如来の縁日が行われた。
この縁日は毎年十一月三日に行われ、あわせて薬師如来両脇侍像《国指定文化財》・木造 十二神将立像《川崎市指定重要歴史記念物》・木造 聖徳太子立像《川崎市指定重要歴史記念物》が御開帳される。

影向寺
天平十二年(七四〇)行基が開創。
聖武天皇が后の病気平癒を祈願した所全快したため、そのお礼としてこの地に薬師佛を祀ったのが起源とか。

091103yougouji13.jpg山門
門前に屋台が並んでいるが境内にも複数の屋台が並ぶ。
091103yougouji03.jpg
 
影向石
石の中央に穴が開いており水が溜まっている。
この水はどんなに晴天続きでも干上がる事がないそうで、この水で目を洗うと眼病が治ったという言い伝えがあったそうだ。

091103yougouji14.jpg薬師堂
神奈川県指定重要文化財。
普段はこの建物も扉が閉まっているがこの日は中に入ってお参り出来る。
以前は此処に薬師如来両脇侍像が安置されていたそうだが現在はこの建物の裏にある防火とセキュリティー万全な建物に移されている。
 
091103yougouji31.jpg
聖徳太子堂
こちらも薬師堂と同じく普段は閉まっている。

このお寺にはイチョウの大木もある。

縁日は賑わっているが華々しい物ではなく、地域に根付いているこじんまりとした催しという印象。
“御神輿の出ない村まつり”といった雰囲気でほのぼの。
見物人が大勢集まる縁日も好きだが、地元密着の縁日の雰囲気も捨てがたい。

この他に2ヶ所寄り道をしたがそれは分けて記述する。

091103fuji02.jpg
影向寺に向かう途中、富士山がとても綺麗に見えた。(ガス橋付近)

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何とか時間が作れたので稲城市の杉山神社での里神楽見物。
昼間の御神輿などを見るのはどうしても無理だったので夜7時から始まる里神楽の時間に間に合うように神社に辿り着いた。
里神楽を見るのはまだ2回目だが、やっぱりイイ!

一時間以上かけて実家に戻り、そこから更に30分近く車を走らせて行っただけの価値があった。
090927sugiyamajinja-hirao01.jpg
この神社は以前にも数度訪れているが、その時はとてもひっそりとした神社だったのに、流石お祭となると賑わっている。
←の写真は神社の入口。
入口周辺に屋台が密集している。
090927sugiyamajinja-hirao04.jpg
この屋台の間を抜けて急な階段をあがった所に本殿。→
提灯に灯が点り、幻想的な空気を醸し出している。
お参りしてお神楽に備えようと思っていたら・・・
始まってしまった!
慌てて舞台前の筵に座る。
最前列正面に陣取り、まさに“ガン見”状態。
090927sugiyamajinja-hirao50.jpg
今回の演目は『八雲神詠』。
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する話。090927sugiyamajinja-hirao27.jpg

←スサノオノミコト。 
クシイナダヒメ→
 
以前見た時にも感じたが、神様の話なのに所々に思わず噴出してしまうようなやり取りがあったりして何となく神様に親近感を持ってしまう演出がニクイ。
今回は特にクシイナダヒメのお父さんがとってもお茶目なキャラで、酔っ払ったヤマタノオロチを自分で退治しようとしていたのがツボだった。

上演時間は二時間位だったようだが、時間を忘れてしまうほど楽しかった!
また見たい!!
 

ポスターを偶然目にしたのでどんなお祭なのかあまり分からないまま出掛けてみた。
どんなお祭かというと参道や境内に四角い灯篭(で正しいのか?)が飾られるというもの。

090829kentomaturi02.jpg
←穴守稲荷駅(京浜急行・空港線)から一番近い入口の上に掲げられていたのがこちら。
お祭の名前から勝手にイメージしていたものとさほど違わない。
090829kentomaturi16.jpg

このような物が参道や境内にズラーーッと並んでいます。→

それぞれに水墨画や水彩画・イラストなどの絵がついていて、一つずつじっくりと眺めながら歩いて行くと・・・
090829kentomaturi09.jpg
←盆踊りやってます!
地元の方々でしょうか・・・かなり賑わってます。
そんな訳で、静かなお祭を想像していましたが賑やかなお祭でした。
・・・ポスターからは音声まで予測出来ませんからね~。(笑)

090829kentomaturi17.jpg

拝殿の前に蝋燭。→

蝋燭の炎の揺らぎと相まって灯篭が一層幻想的に見えました。

このお祭に関して起源などの予備知識はまったく無く、今もまだそれを持ち合わせていませんが、その分まっさらな気分で楽しめました。

白幡八幡神社の神主小泉家に代々伝わる口伝による一子相伝の舞で川崎市重要習俗技芸に指定されている。

はじめは面をつけず四方祓の舞。
その後は次々に面や装束を取り替え、サルタヒコノミコト・アメノウズメノミコト・アメノコヤネノミコト・ヒコホホデノミコト・オオヤマズミノミコトの神々を一人で舞う。
090719shirahatahachiman01.jpg
入口に立てられた幟。
私が到着したのは禰宜舞開始の30分ほど前だったが、氏子さんらしき人たちが幟を眺めてなにやら相談中。

いかにもお祭といった雰囲気で、幟が目に入った瞬間一気にテンション急上昇!
石段をのぼって拝殿前まで行くと既に人が集まっていて禰宜舞が始まるのを今か今かと待ち構えている様子。

一時頃、拝殿の中で何か始まったようで見物客が幾重にも外から拝殿を覗き込んでいる。
行事前のお祓いをしているらしい。

やがて上手から神主さんがお面をつけずに登場。
上がクリーム色のような薄い黄色・袴は紫で黒い烏帽子。
中央の祭壇前で鈴を鳴らしながらくるくると動いている。
ちょっと不思議な動き。
ひとしきり舞うと再び上手に退場。

今度はサルタヒコノミコトの面をつけ、装束も白っぽい物に変わっている。
次はアメノウズメノミコト。
面は能面でよく見るような女性のお面で黒い烏帽子を被り長い髪を背中に垂らし、赤い着物に紫の袴。
その次がアメノコヤネノミコト。
黒い烏帽子で白い髪。若草色の着物を羽織っている。

ここで小休止。
氏子さんが見物客にお菓子の詰め合わせを下さった。

再び神主さんがヒコホホデノミコトの扮装で登場。
今度は赤い髪の毛に赤いお面で橙色の着物を羽織っている。
途中、見物客に向かって破魔矢を射る。
その破魔矢に見物人が右往左往している様子がちょっと面白かった。
最後にオオヤマズミノミコトの扮装。
黒いお面に茶色っぽい髪の毛で黒い着物を羽織っていた。
090719shirahatahachiman34.jpg途中、桶を手に持ったので何かと思ったら小さな餅をばら撒き始めた。
これがそのお餅。→
後から氏子さん数人も登場して一斉にこの餅をばら撒く。
空中を無数の餅が飛び、それを掴もうと見物客がワラワラと動きまわる。
私はその場にじっと座っていたのにお餅の方が勝手に飛び込んできてくれて掴む気もなかった私まで10個ほどGET出来た。
でもこのお餅、ご覧のように包装されていないので体や鞄にぶつかると打ち粉で真っ白になってしまうのだ。(笑)
これは袋を用意すべきだった!
090719shirahatahachiman09.jpg
最後まで見て分かったのはサルタヒコノミコト・アメノウズメノミコト・アメノコヤネノミコト・ヒコホホデノミコト・オオヤマズミノミコトの扮装の時、袴は全て同じ物だった。
090719shirahatahachiman11.jpgあと右手に持っていた物は全て鈴だったという事。
左手は違う物も持っていた。

神楽殿では御囃子。
獅子舞も見られ、賑やかで楽しいひと時を過ごさせていただいた。
 

毎年7月14日に行われる厳正寺の水止舞。
雨乞いをしたら効果があり過ぎて雨を止める為に行われたのが始まりだとか。

午後一時近くになると厳正寺の近くにある大森東中学北側のT字路付近から行列が出発するので、それを見ようとする見物客で賑わいはじめる。
TBSのカメラさんも来ていた。

行列はお揃いの浴衣を着て手に竹を持った可愛い幼稚園児たちを先頭に御囃子など、賑やかに厳正寺まで練り歩く。

090714suishimai14.jpg行列の中にこのような人たち。→
グルグル巻きにされた上に容赦なく水をバシャバシャ掛けられて、そんな中法螺貝を吹いている。
数人に持ち上げられて少しずつ前進。
『水をバシャバシャ掛けられる』のは、実はこの人たちだけではなくて見物人にも容赦無い。
バケツで“ブチまけられる”ので勝手を知っている人は雨がっぱで完全防備。

090714suishimai10.jpg090714suishimai11.jpg
列の最後尾にはちょっと不思議ないでたちの人が五人。
この後厳正寺本堂前の特設舞台で水止舞をする人たちで皆さん10代後半~20代前半位だとか。
若い人たちがこうして伝統的なものを受け継いでいるのはとても立派。
造花のついた被り物を着けているお二人は女性で獅子頭の被り物をつけているお三方は男性。
090714suishimai19.jpg
行列が境内に入るとグルグル巻きのあの方々も舞台に引き上げられ、舞台上でグルグル巻きの縄を解かれる。
解かれた縄はまるで“結界”を張るように舞台の周囲に置かれ、簀巻き状態から解き放たれた人たちが立ち上がって法螺貝を吹く。
090714suishimai43.jpg
舞台上で舞が始まり、途中数分の休憩を挟んで二時間近く続く。
男性の動きはかなりハードで、相当足腰が強くないと務まらないように見えた。

舞が終わり舞台から降りられた後、見物客の希望者は獅子を頭に乗せてもらえる。
これは厄払いになるらしい。
多くの人が獅子に扮した青年たちを取り囲んで嬉しそうに獅子を頭に乗せてもらっていたのが印象的。
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